2歳の歯磨き、なぜこんなに大変なの?
赤ちゃんの歯磨きは生後5~6か月ごろ、最初の乳歯が生えたタイミングでスタートします。
最初はおとなしく口を開けてくれていたのに、1歳を過ぎ、2歳ごろになると事情は一変。
「イヤ!」「やだ!」と全力で歯磨きを拒否する時期に突入します。
わが家も例にもれず、毎晩歯磨きタイムはこの世の終わりのような大号泣。
しかも双子育児なので、二人同時に泣き叫ぶ…。親も心身ともにぐったりする日々が続きました。
2歳児が歯磨きを嫌がる理由とは?
2歳前後は「自我」が芽生える時期。
自分でやりたい気持ちが強く、「親に無理やりされる」のが嫌なんですよね。
また、口の中を触られること自体が不快だったり、歯ブラシが痛かったりする場合もあります。
- 自己主張の強まり
- イヤイヤ期真っ盛り
- 口腔内が敏感
- 終わりが見えず恐怖や不安を感じる
このあたりが、2歳児が歯磨きを嫌がる主な原因です。
市の歯科検診で聞いた「魔法のコツ」
そんな疲弊していたわが家に転機が訪れたのが、市の2歳児歯科健診でした。
歯科衛生士さんに教わったアドバイスは、なんとたった1つだけ。
「歯磨きのとき、10秒数えながら磨いてください。」
最初は「そんなことで…?」と半信半疑。
でも、帰宅してすぐ実践してみることにしました。
10秒数え歯磨き、実際にやってみた!
「10秒だけだからね」と子どもたちに声をかけ、カウントをしながら仕上げ磨きをスタート。
はじめはやっぱり嫌がりましたが、10秒できっちり終了すると、子どもたちはびっくりしたような顔に。
2回目以降は「10秒だけだよ」と伝えると、
なんと、自ら口を開けてスタンバイしてくれるようになったんです。
双子そろって劇的に変化!
これには本当に驚きましたし、もっと早く知りたかった…と心から思いました。
わが家の2歳児歯磨きルーティン
現在の歯磨きルーティンはこの流れです。
- 子どもたちに自分で歯ブラシを持たせ、好きに磨かせる(実際はカミカミしているだけのことも多い)
- 親が10秒カウント仕上げ磨きを行う
- 手口拭きで顔を拭き、保湿クリームを塗って完了!
ポイントは「自由にさせる時間」と「親がしっかり磨く時間」をメリハリをつけること。
これでだいぶストレスが減りました。
使用している歯磨きグッズ
歯磨き粉
- Pigeon おやすみ前のフッ素コート500ppm(泡タイプ)
→ ぶくぶくうがいができない2歳児でも使いやすい泡タイプ。フッ素入りで虫歯予防もばっちり。
歯ブラシ
- 子どもたちが自分で使う用は、消耗が早いので月1回交換。
- 仕上げ磨き用には、ヘッドが小さいやわらかいタイプを使用。
歯科衛生士さん直伝|2歳児歯磨きイヤイヤ対策まとめ
わが家の体験+歯科衛生士さんのアドバイスをまとめます。
- 「無理やり」よりも「終わりが見える」安心感を
- 10秒数えながら楽しく仕上げ磨き
- 子どもに「自分でやらせる時間」も作る
- 痛くないブラシ選びと定期的な交換を忘れずに
- 歯磨き後にはたくさん褒める!
これらを意識するだけで、歯磨きタイムがぐっと楽になります。
特に「10秒ルール」は、すぐにでも取り入れられるので本当におすすめです!
まとめ|歯磨きイヤイヤ期、少しでもラクに乗り越えよう
2歳の歯磨きイヤイヤ期は、親にとっても試練。
でも、子ども自身も頑張っているんだと思うと、少しだけ気持ちがラクになれました。
小さなコツで、毎日の大変さは大きく変わります。
「今まさに歯磨きバトル中!」という方に、少しでもヒントになれば嬉しいです。
一緒にがんばりましょうね!
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