こんにちは。今回は「1歳から2歳」にかけての育児と保育園生活、そして職場復帰後のリアルな生活について、我が家の経験をもとにご紹介します。双子育児という特殊な状況ではありますが、同じように育児と仕事の両立に悩む方の参考になれば幸いです。
保育園入園と職場復帰の準備は3ヶ月前から
1歳を迎えるころ、保育園の入園が決まりました。職場復帰後の預け時間を朝7時45分に設定したため、復帰の3ヶ月前から生活リズムを調整開始。毎朝5時に起床、7時には支度を終え、公園など保育園周辺へ散歩がてら外出する習慣を作りました。
この事前準備は想像以上に効果的で、実際に復帰してからも朝の支度にバタつくことなく対応できました。最初は親の体力が持たず、昼寝が必須でしたが、1ヶ月もするとこの生活リズムに体が慣れ、朝の時間を有効に使えるようになりました。
特に早朝の公園は人も少なく、まるで貸し切りのよう。子どもたちにとっても楽しい時間だったようです。
慣らし保育は最長の1ヶ月に設定
慣らし保育は、職場復帰と同時に始めるのではなく、余裕をもって設定するのがポイント。我が家では、あえて最長の1ヶ月を選択しました。
その理由は以下のとおりです
- 保育施設での乳幼児突然死の30%は預け始め1週間以内に起きているという情報
- 慣らし期間中に体調を崩し、登園できないケースが多い
実際、我が家の双子も慣らし期間中に風邪をひき、1週間は登園できませんでした。1ヶ月に設定していたおかげで、無理なく保育園に慣れる時間が取れたことは大きな安心材料となりました。
職場復帰後の生活と役割分担
復帰後、妻はフルタイム勤務、私は時短勤務を選択しました。朝の登園は2人で協力し、帰りのお迎えは私が担当するスタイルで進めていきました。
この1年は、まさに病との闘い。どちらかが治りかけたところで、もう片方が発症する無限ループ。まったく病気をしていない月はありませんでした。また風邪などで自宅保育をしていると当然ながら私たち親も風邪をもらい、家族全員で体調不良ということもたびたびありました。一番最悪な状況は、子どもたちは早々に回復して元気に走り回っているのに、親の方の風邪が悪化してしまい、保育園へ送る元気がなく元気すぎる子供たちを自宅保育をせざるを得ない状況になった時でした。もっと早くオンライン診療を知っていれば…、と悔やまれる日々でした。
オンライン診療については詳細を別記事で紹介していますのでそちらもご覧ください。
関連記事
【双子育児の現実】通院が地獄→オンライン診療で劇的にラクになった話
キッズドクター 実際に使ってみた!子育て中に助かるオンライン診療の体験談
【忙しいパパママ必見】オンライン診療アプリを実際に使用してみての徹底比較!
この時期は、
- レトルト離乳食のストック
- 大人用の作り置きおかずや冷凍食品 など、手間なく準備できる食材の備蓄が非常に助けになります。
外出は無理せず「近場・半日」で
週末は基本的に自宅で過ごし、どうしても出かけたいときも近場で半日だけと決めていました。翌週の仕事と育児の両立を考え、無理をしない生活スタイルを心がけました。
保育園からの呼び出しも頻繁にあったため、夫婦で「今日どちらが対応できるか」を毎朝確認。 我が家ではGoogleカレンダーを活用し、
- 仕事の予定
- 保育園行事
- 呼び出し対応の当番 などを共有・通知設定してミスなく対応できるよう工夫しました。
2歳目前に到来した“イヤイヤ期”改め“ヤルヤル期”
1歳後半になると、多くの子どもが通る道「イヤイヤ期」が始まります。我が家ではこの時期をあえて「ヤルヤル期」と呼ぶようにしました。理由は、
- “イヤ”という否定的な印象を和らげたい
- 自我の芽生えを前向きに受け止めたい
この頃になると体重も10kgを超え、泣きながら抵抗されると体力を消耗します。女性にとっては特に負担が大きくなるため、夫婦での役割分担がより重要になります。
対応方法として効果的だったのは「選択肢を与える」ことです。
- 例:靴下かズボン、どちらを履く? こうして子どもに決定権を持たせることで、自主性を尊重しながら行動を促すことができました。
まとめ:十分な準備と工夫が鍵
この時期は親も子も心身ともにハードです。しかし、
- 事前準備(生活リズムや慣らし保育)
- 家事・育児の役割分担
- ストック食品や時短術
- デジタルツール(カレンダー)の活用
- 子どもへの対応スキル(選択肢を与える) などの工夫で、ストレスを最小限に抑えることが可能です。
育児と仕事の両立に悩むすべてのご家庭に、少しでも参考になれば幸いです。
コメント