2歳半になる我が家の双子のひとり、次男はとにかく元気いっぱい。最近は家の中でもぴょんぴょん飛び跳ねて遊ぶことが増え、親としてはハラハラする日々が続いておりました。
そんな中、とうとうその日がやってきました。
■ 朝から事件発生!口の中をざっくり切る
月曜の朝、珍しくいつもより少し早起きをしてゆとりあるスタートを切れた…はずでした。
ところが、次男がプレイマットの上でジャンプしていたところ、着地に失敗。床に置いてあった電車のおもちゃに顔面から激突し、右上の犬歯のあたりの歯茎をざっくり切ってしまいました。
最初は泣き声とともに大量の血が。口の中ということもあり、出血の量が多く感じられてとても驚きました。しばらく様子を見ながら止血を試みたものの、なかなか血が止まらない……。
■ 何科に行けばいい?口内の怪我で迷う受診先
この時、私たち夫婦が直面したのが「何科を受診するべきか?」という問題。
「小児科?」「歯科?」「口腔外科?」「耳鼻科?」と混乱しましたが、調べてみると 「歯科」または「口腔外科」が該当するとのこと。
ただ、「口腔外科」は地域によってはあまり見かけず、すぐに対応できるクリニックが見つからなかったため、今回は キッズスペースがある歯科をネットで探して予約を入れて向かうことにしました。
■ 歯科での診察の様子と先生の判断
長男を保育園へ預けた後、次男を連れて歯科へ。事前にネット予約していたため、スムーズに診察を受けられました。
まずはレントゲン撮影。しかし案の定、次男は大暴れ。親が羽交い絞めにしてようやく撮影完了…。先生の手にはしっかりと歯形がついておりました(先生、ごめんなさい…)。
診察結果としては以下のとおり:
- 傷口に異物(砂や土など)はなく清潔
- 歯の欠けやぐらつきはなし
- 骨の柔らかい幼児にありがちな「歯の埋没」もなし
よって、今回は 縫合も不要、自然治癒を待てばOK とのことでした。
■ 医師からのアドバイス:子どもの歯と怪我について
先生曰く、
「乳歯は成長段階で抜けるものなので、神経の損傷があっても永久歯への影響は少ない。ただし、同じ場所を繰り返し打つと神経が死ぬ可能性もあるので注意して観察を。」
とのこと。
幸い、我が家の場合は初回の怪我ということもあり、2日後にはすっかり傷口もふさがっており、子どもの回復力には改めて驚かされました。
■ 親の反省と今後の対策
今回、強く感じたのは「 怪我をしたとき、どう対応するかを事前に考えておくことが大切 」という点です。
口の中は出血も多く、焦ってしまいがち。迷う前に、以下のようなポイントを頭に入れておくと安心です:
- 出血が止まらないときは無理に触らず、清潔なガーゼなどで押さえて病院へ
- 近所で「小児も対応可能な歯科・口腔外科」があるかを事前にリサーチ
- 予約の段階で「子どもの口内出血」と状況を伝えておくと対応がスムーズ
診察の際には 男親の同行(特に診察のとき、男児は暴れて手が付けられなくなります…)や、 気を紛らわせるアイテム(絵本・タブレット・ぬいぐるみなど) を持っていくと、本人の負担が減り、診察もスムーズです。
実は我が家はまだ歯科を受診したことがなく、かかりつけの歯医者さんが決まっていませんでした。そろそろ歯科検診に行かないと…と思っていたところでもありました。
今回受診した歯医者さんは、かなり子連れにやさしい作りになっており、大人と子どもの待合室が完全に分かれていたため、周りの患者さんに気遣いせず待つことができとてもありがたかったです。とは言っても、小児専門の歯医者さんは多くないため、一般の歯医者さんでも日ごろから歯科検診などで行っていれば、緊急時にも子どもが怖がらずに受診することができると思います。
■ おわりに:怪我は避けられない。でも備えることはできる
2歳児の育児はまさにアクシデントとの闘い。今回のように「まさか家の中で…」というケースも多々あります。
完璧に防ぐことはできませんが、「どこに相談するか」「どんな状況なら受診するか」など、 事前に知っておくことが大きな安心感につながります。
今回の出来事を通じて、我が家もまたひとつ成長した気がします。この記事が、同じような状況に直面された保護者の方の参考になれば幸いです。
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