11月末、祖父母と2歳の子どもたちを連れて、1泊2日の箱根旅行へ行ってきました。
共働き家庭にとって、限られた休日で「移動が多すぎない」「子どもも大人も楽しめる」「祖父母の体力にも配慮できる」旅行先を選ぶのはなかなか難しいもの。
その点、箱根は
・公共交通と観光地がコンパクト
・移動そのものが観光になる
・子ども向け・大人向けのバランスが良い
と、三世代旅行にぴったりだと改めて感じました。
今回は、ロープウェイ・大涌谷・海賊船・彫刻の森美術館を中心に、無理のない行程で回ったモデルコースをご紹介します。
【1日目】ロープウェイと大涌谷、海賊船を楽しむ
早雲山駅集合|旅のスタートからワクワク
1日目は北関東に住む祖父母と合流し、早雲山駅からスタート。
駅に隣接した有料駐車場は、早い時間帯であれば比較的スムーズに停められました。混雑時は別駅へ回されることもあるようなので、早めの到着がおすすめです。

早雲山駅には「cu―mo箱根」という商業施設が併設されており、
・お土産ショップ
・足湯付きの展望テラス
があり、出発前から旅気分が高まります。

箱根ロープウェイで大涌谷へ
旅のメインイベントは、子どもたちが楽しみにしていたロープウェイ。
いざ乗ってみると、最初は少し緊張気味でしたが、徐々に窓の外の景色に夢中に。
乗車時間は約15分ほどで、2歳児でも飽きずに楽しめる長さでした。

大涌谷散策|黒たまごと噴煙に大興奮
到着後は「くろたまご館」へ直行。
名物のくろたまごオブジェの前で記念撮影をし、富士山を背景に家族写真も撮ることができました。

黒たまごは、子どもたちが殻むきに夢中になりながら美味しそうに完食。
噴煙が立ち上る様子を見て「もくもく!」と興奮する姿は、この年齢ならではの反応でした。

ガラス張りの展望デッキもあり、足元が透けて見える感覚に不思議そうな表情を浮かべていました。

ゆ〜らんどでソフトクリーム休憩
大涌谷出発前に「ゆ〜らんど」でおやつタイム。
たまごソフトとミルクのミックスを購入しましたが、カスタードのようなコクがありつつも後味はさっぱり。
歩き疲れた体にちょうどよい甘さでした。

桃源台駅でランチ|観光地とは思えない満足度
再びロープウェイで桃源台駅へ移動。
海賊船の乗船まで時間があったため、駅構内の「桃源台ビューレストラン」で昼食をとりました。
窓際の席からは海賊船の発着が見え、子どもたちは船を眺めながら待ち時間も退屈せずに過ごせました。
子ども椅子や取り分け食器の用意もあり、子連れでも安心です。

いただいたのは
・ビーフシチューのふわっとオムライス
・炭火焼きわさびおろしハンバーグ


正直なところ観光地価格を想像していましたが、想像以上に美味しく、大人たちも驚き。
「出航直前までゆっくりできる立地」という点でも、非常に満足度の高いランチでした。
我が家は夫婦そろって楽天モバイルユーザーですが、桃源台駅のみ圏外になるというアクシデントがありました。楽天モバイルユーザーは事前にリサーチすることをおすすめします。
箱根海賊船|移動がそのまま観光に
午後はいよいよ箱根海賊船へ。
今回は「ビクトリー号」に乗船し、約1時間弱のクルーズを楽しみました。

途中下船せず、船内で景色を楽しむスタイルにしたことで、
・子どもが疲れすぎない
・祖父母もゆったり座って過ごせる
という点がとても良かったです。
船内には軽食やドリンクもあり、コーヒーを飲みながら湖上の景色を楽しむ時間は、旅の中でも特に印象に残りました。

1日目の終わりは宮ノ下温泉へ
宿泊先である宮ノ下温泉エリアへ移動し、宿泊先へ。
1日の移動で疲れたのか子どもたちは夕食後すぐに寝てしまいました。
【2日目】彫刻の森美術館と芦ノ湖ランチ
彫刻の森美術館|子どもも楽しめる屋外美術館
2日目はチェックアウト後、彫刻の森美術館へ。
WEBチケットを事前購入すると200円安くなるため、移動中の購入がおすすめです。

まず向かったのは、体験型展示「ポケっと」。
柔らかい素材の展示もあり、2歳児でも安心して触れられる空間でした。


楽しみにしていた「ネットの森」は清掃中で入れませんでしたが、
「星の庭」の迷路では子どもたちが大はしゃぎ。

一方でピカソ館は少し刺激が強かったようで、子どもたちは怖がり気味。
このあたりは年齢に合わせて展示を選ぶのがポイントだと感じました。

幸せをよぶシンフォニー彫刻
最後に訪れた「幸せをよぶシンフォニー彫刻」では、
下から見上げるだけでも十分に楽しめるステンドグラスが印象的でした。

車のモチーフを子どもたちが見つけてくれたことで、家族全員で盛り上がるひとときに。
当初1時間の予定が、気づけば2時間以上滞在していました。

芦ノ湖テラスで旅の締めランチ
旅の最後は「芦ノ湖テラス」でランチ。
待ち時間は併設のアートミュージアム内で過ごせるため、子連れでもストレスが少なかったです。
注文したピッツァとパスタはどれも大人向けの味付けでしたが、
子どもたちも驚くほどよく食べ、特にペンネは何度もおかわり。


帰りには「箱根チーズテラス 元箱根店」でバスクチーズケーキを購入し、満足感たっぷりで帰路につきました。

まとめ|共働き家庭×三世代でも楽しめる箱根旅行
今回の箱根1泊2日旅行は、
・移動が観光になる
・子どもと祖父母のペースを両立できる
・共働きでも無理のない行程
という点で、非常に満足度の高い旅となりました。
「子どもが小さいから旅行は大変」と感じている方こそ、
ぜひ箱根を候補に入れてみてほしいと思います。
また季節を変えて、成長した子どもたちと再訪したいと思える、そんな旅行でした。
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